構造物と植物でファサードをグレードアップ

シンプルでモダンな建物にやさしく映える植物の緑。K様がリフォームを決断されたのは、全体的な経年劣化のほか、エントランスに植物の鉢が沢山並び雑多な印象となってきたことや、隣家との境にあるフェンスを気にされていたことから。豊かな植物に囲まれ、なおかつ “整美”された空間をご要望されていました。
K様の要望に加えてデザイナーの永井が大切に考えたのは、建物とエクステリアの一体感。住戸、ボックスガレージ、アプローチのそれぞれに色調や素材、デザインのバラつきがあったところを、住戸の雰囲気に寄り添うようにコーディネートしました。雑多な印象になっていた鉢植えは整理して植栽スペースをつくり、たっぷりの緑を確保しています。
「日々植物の手入れをするのが楽しみです」とK様。時折外で楽しむお茶の時間が極上の癒しをもたらすひと時となっているそうです。