Exterior&Garden記事
広い敷地に先代からの松やマキが茂り、池には優雅に泳ぐ鯉。手入れが大変な純和風庭園を、家族が楽しく過ごせる庭に作り替えたいというのがN様のたってのご希望でした。和風から洋風へのチェンジにあたり、デザイナーの笠原が大切にしたのが、「家族の歴史を反映した屋外空間への再構築」です。N様のお父様が大切にしていた池は、小川を造作した坪庭に作り替えて思い出として残しました。また先代が使用されていた門扉はデザインパネルとして外階段エリアに。家族の思いを大切にしつつ、モダンでエレガント、そして機能性にも優れた外構に生まれ変わりました。「父は坪庭がお気に入り、母は新しくなったエクステリアをデッキから眺めるのが楽しみ」とN様。先代からお父様へ、お父様からN様、お子様へと繋がる三世代家族みんなの大切な空間となりました。
S様邸のエントランスガーデンは、美しい花々と緑が彩るオープンな空間。アンティークのアイアンの飾りやユーカリ、ティーツリーなどの植栽が、目を楽しませてくれます。もともとパーゴラが設置されていましたが、室内からすぐに出入りできず庭での空間を楽しめなかったというS様。室内と一体となる広々としたウッドデッキを設置し、好きな時にアウトドア感覚を味わえる空間になりました。ウッドデッキにはフェンスを設けてプライバシーを確保しつつ、庭半分は植栽を眺める園路スペースになっています。子供たちもお気に入りで、デッキで宿題をしたり、植物への水やりをされたり。「庭に出るだけで癒される」と、ご家族でアウトドアリビングを楽しまれています。
茶道表千家の先生をされているT様。ご自宅の建て替え時に茶室を設えるため、茶庭を作りたいというご依頼でした。すっきりと品格のある住まいの外観を引き立てる根布川石の塀と、重厚感ある黒い門扉、茶庭側には、表面加工に杉板本実型枠を使ったRC造の塀を設置。木目が空間をやわらかく包み、緑との調和をもたらしています。茶庭には古い灯篭や石を再利用し、緑を効果的に用いることで静かで落ち着いた空間を演出。庭ができてからは、「毎朝、庭を眺めながらコーヒーを飲むのが楽しみ」とT様。ご夫婦で癒しのひと時を過ごしていらっしゃいます。
自邸を新築して10年が経ち、エクステリアの壁面や床面の汚れが気になってきたことからリフォームに至ったS様。それらのリニューアルに加え、植物により四季折々の移ろいを存分に楽しめる屋外空間もご希望されました。デザイナーが提案したのは植物が大好きなS様に植物が映える背景を作ること。初めてお伺いしたときに奥様の寄せ植えのセンスの良さに脱帽したことから、その植物センスを活かすべく器を作ることでした。リフォーム前の庭では、玄関までのアプローチと繋がっているテラス内だけでも、タイル、レンガ調インターロッキング、乱形石貼りなどご使用素材が多く、それぞれの似た色調が空間を狭く見せているようでした。そこに抑揚を作るべく「抜け感」演出の壁と床をご提案。既存のライオン壁泉は無彩色の濃灰色で対比させ、主役と背景が際立つようしています。...
N様のガーデンは、都心の住宅地とは思えないほど緑が豊に茂るプライベート空間。縦に長い敷地はテラスからウッドデッキへと場面転換しながら展開され、景色の変化が楽しめます。また、隣接する道路からはパーテーションパネルで目隠しされ、外からの視線を気にせずくつろげるのもポイントです。以前の庭は生垣などの植栽と雑草の手入れが大変だったうえ、外から庭が見えやすく、メンテナンス性やプライバシーの確保を主な目的にリフォームを決意。タイル敷きのテラスやウッドデッキなどで床面をカバーしながら植栽スペースをしっかり確保することで、植物のみずみずしさを感じながらも管理しやすい、くつろぎの空間を実現しました。「リフォーム後はテラスに出て家族で過ごす時間が増えました」とN様。照明計画にもこだわり、日中とは異なる風情を眺めるのも新たな楽しみ...
N様のガーデンは、都心の住宅地とは思えないほど緑が豊に茂るプライベート空間。縦に長い敷地はテラスからウッドデッキへと場面転換しながら展開され、景色の変化が楽しめます。また、隣接する道路からはパーテーションパネルで目隠しされ、外からの視線を気にせずくつろげるのもポイントです。以前の庭は生垣などの植栽と雑草の手入れが大変だったうえ、外から庭が見えやすく、メンテナンス性やプライバシーの確保を主な目的にリフォームを決意。タイル敷きのテラスやウッドデッキなどで床面をカバーしながら植栽スペースをしっかり確保することで、植物のみずみずしさを感じながらも管理しやすい、くつろぎの空間を実現しました。「リフォーム後はテラスに出て家族で過ごす時間が増えました」とN様。照明計画にもこだわり、日中とは異なる風情を眺めるのも新たな楽しみ...
N様のガーデンは、都心の住宅地とは思えないほど緑が豊に茂るプライベート空間。縦に長い敷地はテラスからウッドデッキへと場面転換しながら展開され、景色の変化が楽しめます。また、隣接する道路からはパーテーションパネルで目隠しされ、外からの視線を気にせずくつろげるのもポイントです。以前の庭は生垣などの植栽と雑草の手入れが大変だったうえ、外から庭が見えやすく、メンテナンス性やプライバシーの確保を主な目的にリフォームを決意。タイル敷きのテラスやウッドデッキなどで床面をカバーしながら植栽スペースをしっかり確保することで、植物のみずみずしさを感じながらも管理しやすい、くつろぎの空間を実現しました。「リフォーム後はテラスに出て家族で過ごす時間が増えました」とN様。照明計画にもこだわり、日中とは異なる風情を眺めるのも新たな楽しみ...
住まいの新築に合わせてエクステリアのデザインを依頼されたO様。邸宅はカナダの輸入住宅で、レンガ貼りの重厚さに、窓辺やポーチの白が明るい差し色になった存在感のある外観です。その趣を大切に、色や質感につながりを持たせたガーデン&エクステリアをリクエスト。また、庭では存分に植物も楽しみたいと、中庭をはじめ外壁や門袖、フェンス沿いにもたっぷりとした植栽スペースを配し、植物のみずみずしさに包まれているような空間を演出しています。中庭にはポタジェスペースを設けていて、育てる楽しみや収穫の楽しみも満喫できる庭としての役割も。「私の部屋の向かいに位置するのですが、カーテンを開けたときの眺めが格別です」と奥さま。背の高い樹木やハーブなど、たくさんの種類の植物が高低差を活かしバランスよく配置された景色も気に入って下さっています。...
“非日常”や“開放感”をテーマに建てられた海辺の白いゲストハウス。円形のエ ントランスをココスヤシで装い、傾斜のある敷地の特徴を生かして建物から海側 に下る階段アプローチを据えたレイアウトが印象的です。バスケットコートやガーデ ンキッチン、ファイヤーピットなどアクティブな要素も盛り込み、そのすべてにゲスト ハウスオーナーのG様のこだわりを追求しました。全体のイメージはもちろんのこと、 バスケットコートのデザインや照明の角度など、細部にわたって理想を描き出したそ う。デザインは大立、実施設計は茅原が担当し、その理想とクオリティーを実現 するため机上で、現場で、G様と徹底的に意見を交わしながら提案を重ねていき ました。その結果、景色、アクティビティ機能ともに充実したリゾート空間が完成。 こだわり...
視線を程よく遮る人工木の壁が庭を囲むS様邸。高低差のあるさまざまな木々をリズミカルに植栽して、心地よい空間をつくり上げています。「通りからの視線を気にせずにくつろげる空間を、また雑多な見た目を整美したい」というのがS様のご希望。縦横ラインの中に斜めのアクセント、ダイナミックな空間構成と構造物、オリジナルのデザインフェンスに3つのテラスなど、「ワクワク感の演出がとても効果的で素晴らしいものだった」とS様。門扉をくぐると、パーゴラに木々が重なり、美しい陰影が広がる空間があらわれます。回遊できるように造られた庭の一角には、ガーデンパラソルとテーブルセット。その日の気分によって、3つのテラスから選んで過ごす楽しみがあります。「ついつい庭で過ごす時間が長くなってしまう」と微笑むS様。バーベキューを楽しむなど、庭はセカン...
黒い意匠壁に白いロゴが印象的な「柏の葉ドッグガーデン」。今までにない「ドッグラン」を目指して、「くつろぎの庭」をテーマにデザインされています。ドッグランは犬の足への影響と、メンテナンス面も考慮して人工芝に。さらに樹木も常緑樹にすることで落ち葉などの処理負担を軽減しました。敷地内には休憩できるようにガーデンパラソルが設置されているほか、パーゴラのある広めのウッドデッキも。愛犬との憩いのスペース、飼い主同士の交流の場所になっています。
バランスの取れた壁面の重なりが目を引くK様邸。その壁面は変化に富み、どの方向から見ても美しく見えるように計算されています。「木々の重なりも絶妙なんです」とK様。エントランスには、重厚感のある建物とバランスをとるために存在感のあるオリジナルゲートを設置。ゲートをくぐると、あえてクランクを設けた白いタイルのアプローチが、ゆったりと邸内に導いてくれます。「夜は木々がライトアップされてまた違う表情になり、優雅な気分になります」。