#光 一覧
地下1階、地上2階のお住まいのうち、1階中庭と2階バルコニーをリフォームしました。リフォーム前は、地階から2階まで高さのある樫の木が3本、庭のほぼ中央に横並びに配置されていました。それ以外の床はすべてタイルが敷かれていました。 S様の「眺めることしかないお庭を、もう少し活用したい」というご依頼を受け、遊び盛りのお子様が安全に過ごせて、ご友人の多いS様がご家族やお仲間との時間を楽しめる場となるようデザインしました。 お庭の配置、2階リビングからの眺め、樫の木の今後の成長をふまえ、中央の樫のみを残し、その背景には水場を設えて、実用性を兼ねたフォーカルポイントとしています。日が長く入る東側にはオーニング付きのパーゴラを設置。その下にはアウトドアガーデン用のソファを置いてくつろぎのスペースに。西側は多目的に使える...
ハワイや西海岸のリラックスした雰囲気がお好みのT様ご夫妻。お子様が誕生し、以前のように海外旅行に出かけられなくなったぶん、自宅でリゾート気分を味わいたいと、お庭に手を入れられました。 お庭をデザインするにあたってオーダーしたのは、新築した住まいの外壁と調和し、テーブルを置いて家族みんなでくつろげる空間にしたいということ。 「初回に丁寧なヒアリングがあり、私たちの希望をくもうというデザイナーの坂詰さんの真摯な姿勢にとても好感が持てました。希望に沿いながら、さらに上をいくアイデアを提案してくださって、安心してお願いすることができました」(ご主人) お子様がお友達と一緒にお庭でプール遊びをしたり、ご夫妻のご友人が集ってお茶を飲んだり。この夏には流しそうめんやたこ焼きパーティーを開いたそうです。 「“ステイホー...
東京都世田谷区の閑静な住宅地に佇むF様邸。黒と白を基調とした空間に美しい緑が映えるエクステリアは、街並みに溶け込みながらも目を引き、通りのランドマーク的な役割を担っています。 F様からエクステリアのご依頼をいただくのは2物件目。1物件目はアジアンリゾート風の外構をデザインしましたが、今回大切にしたのはスタイリッシュさと機能性。オープン外構であっても、きちんとプライバシーを確保できることもリクエストにありました。 そこでデザイナーの楢館がご提案したのは、パンチングメタルと天然木という異素材を用いた空間づくり。パンチングメタルがスタイリッシュさを演出し、厚みの異なる天然木が奥行きとリズムを生み出します。メンテナンスのことを考えてパーゴラ部分には木目調のアルミ素材を選び、パーテーションには贅沢に節が少ないウエスタ...
「完成した家に住まわれた施主様が『外出なんてしなくていい。家にいる時間が増えました』と言ってくださるのが何よりうれしいですね。建築家にとって一番の褒め言葉です」 そう語るのは、建築家の彦根明さん。著書『最高に美しい住宅をつくる方法』のシリーズは、眺めているだけで心が躍るような住まいづくりのエッセンスがたくさんちりばめられています。 彦根さんが考える「美しい住宅」とは、周りの環境と調和した住まい。自然や空、光といった周辺環境の美しさを、家に“引き入れる”という感覚だそうです。 もちろん、大きな庭をつくれればそれに越したことはないかもしれません。しかし「たとえ限られた敷地面積であっても、工夫次第で環境と調和する家づくりは可能になります」と彦根さん。 今回、彦根さんが紹介してくれたのは、自身が手がけた一軒の家...